第八十七話 「履中天皇」(1)
「モーゼの家紋」 出典:スピリチュアルヒーラー 宮古の縁側日記(改め)龍族を探して
写真 「薔薇十字軍」のエンブレム(紋章)
出典;スピリチュアルヒーラー 宮古の縁側日記(改め)龍族を探して
皆さんは「バラ十字会日本本部」が存在するのをご存知ですか。
○誉田別天皇(応神天皇)の幼名去来穂別眞稚皇子と去来穂別天皇(履中天皇)の関係
○「別」とは
○「別王」とは
○贈履中天皇の御紋章
○贈履中天皇を祭祀する神社
1.誉田別天皇(応神天皇)の幼名去来穂別眞稚皇子と去来穂別天皇(履中天皇)の関係
・誉田別天皇の幼名は別名去来穂別
・去来穂別天皇(履中天皇)の幼名は去来穂別眞稚皇子
・両天皇の共通項は「去来穂別」ですから、親子関係が認められるかもしれません。
ところが、『日本書紀』編纂者が最も恐れたのは、読者が「応神天皇=履中天皇」と理解するのではないかという懸念から、わざわざ「去来は伊弉」と説明しています。
去来穂別天皇の諱にある「別」とは、どのような意味があるのでしょうか。
2.「別」とは
現代で云えば「非嫡出子」です。天皇家の継承順位には入りませんが、天皇が後見人と成り、「別王」と呼ばれました。
端的な例が、開化天皇と応神天皇の関係です。
『記紀』を読む限り、地方に盤踞した豪族達の子弟のうち、継承者以外に「別・別王」 が散見されます。
また、継承者以外に「宿禰の姓」を多く見られます。正式な姓(かばね)ではなく、あくまで「私称」です。
おそらく、九州王朝に習ったのでしょう。
3.「別王」とは
天皇の非嫡出子以外にも、「別王」の用例が見られます。
巨大政治集団の中でも、九州王朝が畏怖する勢力に対して「別王」と呼ばれる政治集団です。
故百嶋氏は、以下の「別王」を想定しているようです。
①白族(ぺーぞく)のヤタガラスこと豊玉彦
②阿蘇族「多氏(おおし)」を母体とする天忍穂耳命(贈考昭天皇)
③瀛氏(いんし)と昔氏(そくし)スサノオを母体とするツヌガアラシトこと贈崇神天皇
②・③の「別王」について、故百嶋氏は阿蘇氏に繋がる天皇を藤原氏が「天皇名を贈った」とし、分類上「贈天皇」とも定義しています。
4.贈履中天皇の御紋章
贈応神天皇の神紋は「円天角地十字剣」です。
贈履中天皇の御紋章は「桜」と推測されます。
故百嶋氏は「円天角地十字剣について、円は太陽・天は地球・十字剣はキリスト教の親衛軍」と述べています。
「円天角地十字剣はモーゼの子孫瀛氏統領金山彦の御紋章」とも述べています。
贈応神天皇は『記紀』によると「スサノオと名前の交換」をしています。すなわち、スサノオに対しての従属儀礼です。
おそらく、贈履中天皇は故事を忘れず御紋章を「桜」にしたのではないかと推測します。
写真 「モーゼの家紋」
出典:スピリチュアルヒーラー 宮古の縁側日記(改め)龍族を探して
写真 「薔薇十字軍」のエンブレム(紋章)
出典;スピリチュアルヒーラー 宮古の縁側日記(改め)龍族を探して
皆さんは「バラ拾次会十字会日本本部」が存在するのをご存知ですか。
写真 「円天角地十字剣」 出典:高橋八幡宮の「神紋」
写真 スサノオの御神紋「五瓜に桜紋」 出典:家紋のいろは
写真 「桜紋」 出典:家紋のいろは
5.履中天皇を祭祀する神社
いずれも「桜」との関連性が窺えます。
写真 奈良県桜井市谷「若桜神社」 出典:桜井市観光協会公式HP
ご祭神:伊波俄加利命(いわかがりのみこと)
写真 奈良県桜井市大字池ノ内「桜井神社」 出典:桜井市観光 協会公式HP
ご祭神:出雲色男命(いずもしこおのみこと)・去来穂別命・気息長足姫命(しなた
らしひめのみこと)
次回は「履中天皇」(2)です。